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Pierre-Elie de Pibracピエール=エリィ・ド・ピブラック

In Situ

presented by CHANEL NEXUS HALL
共催:京都府
キュレーター:インディア・ダルガルカー

京都府庁旧本館 正庁
10:00 - 17:00|休:9/28、10/5、12

無料

※入場は閉館の30分前まで。
※自家用車での来場はご遠慮ください。

© Pierre-Elie de Pibrac / Agence Vu'

© Pierre-Elie de Pibrac / Agence Vu'

© Pierre-Elie de Pibrac / Agence Vu'

ピエール=エリィ・ド・ピブラック「In Situ」presented by CHANEL NEXUS HALL
京都府庁旧本館 正庁
©︎ Takeshi Asano-KYOTOGRAPHIE 2020

2013 -15 年にかけて、パリ・オペラ座の舞台裏に密着し「In Situ」三部作の撮影を行った。
ピブラックはダンサーたちの間に溶け込み、歌劇場での生活を共有しながら、彼らの動きを観察し、あらゆる瞬間を捉えた。
「Confidences」は、バックステージやリハーサル中に撮影した写真で構成されている。無音のカメラと特殊レンズを用いることで、彼はダンサーたちに近づき、生々しくストレートな情感あふれるイメージを創り上げた。「本来あるべき場所で」という意味をもつ「In Situ」のタイトルを体現するかのように、なかなか公には見ることのできないダンサー同士の親密さを捉えることにも成功した。「Catharsis」はダンサーたちの動きを抽象的に表現し、「Analogia」は壮観なガルニエ宮にダンサーたちを配置し、まるで壮大な絵画のようだ。
ピエール=エリィ・ド・ピブラック
1983年パリ生まれ。祖父は写真家のポール・デ・コードン。2007年、最初の写真ルポルタージュをキューバとミャンマーで制作。これらの初期作品は、2007年のSFR Young Talent Prizeや2008年のParis Match Prize for Student Photography等を獲得し、パリをはじめフランス国外でも写真展が開催される。名門ビジネススクールを卒業後、2009年から本格的に写真の道へ。2010年、ニューヨークに渡りドキュメンタリー・プロジェクト「American Showcase」を制作し、その後、2012年にはドキュメンタリー・シリーズ「Real Life Super Heroes」を自主制作。2013-2015年のシーズンにかけてパリ・オペラ座のバレーダンサーたちに密着し、「In Situ」シリーズを制作。これまで「In Situ」シリーズは、パリ写真月間(2014)、マイアミのArt Lexing Gallery(2015)、パリフォト(2015)、パリフォト ロサンゼルス(2015)、 メキシコのZona Maco(2016)、マイアミのArt Wynwood(2016)、キューバのCasa Victor Hugo(2016)など世界中で展示される。 2016年には8か月間キューバに暮らし、製糖業に生きるアズカレロスと呼ばれる人々を撮影し、社会学的・人類学的記録である「Desmemoria(忘却)」プロジェクトを実現。2019年10月に写真集がEditions Xavier Barralより出版された。
京都府庁旧本館 正庁
京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
地下鉄烏丸線「丸太町」駅2番出口から徒歩10分

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