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    ディアスポラトランスカルチャーについての鼎談:オマー・ヴィクター・ディオプ & クロード・グルネツキー(「TRUE Africa」 編集長) & ウスビ・サコ(京都精華大学学長)

【シンポジウム】
ディアスポラトランスカルチャーについての鼎談:オマー・ヴィクター・ディオプ & クロード・グルネツキー(「TRUE Africa」 編集長) & ウスビ・サコ(京都精華大学学長)

9/20(日)18:30 - 20:30

ライブ配信(KYOTOGRAPHIE オフィシャルSNSアカウント内:facebook, YouTube, twitter)

言語: 日/英

無料

このシンポジウムでは、ディオプの作品が交差する点を起点に、ハイブリッドな自己、トランスカルチャー、アイデンティティなどを含むアフリカンディアスポラの主要な概念について議論します。
オマー・ヴィクター・ディオプ
1980年セネガルの首都ダカール生まれ。活動当初より、オマーは現代のアフリカ社会とライフスタイルの多様性を本質的に捉える手段として、写真とデザインに特化していた。2011年にマリのバマコで開催されたバマコ写真ビエンナーレ(アフリカ)のパン・アフリカン展で取り上げられ、 自身初のコンセプチュアルプロジェクトである「Fashion 2112, le Futur du Beau」の成功により、2012 年、彼は写真に表現の主軸を置くようになった。現在ダカール在住。美術、ファッション写真、広告写真など幅広い分野で活動し、自らの写真を衣装デザイン、スタイリング、創造的な執筆などの他の芸術形態と融合する表現を得意とする。
クロード・グルニツキー
「TRACE」(トレース)および「TRUE Africa」(トゥルー・アフリカ)の創設者。メディア企業であるTRACEは急速な成長を遂げ、2010年にフランスの投資家グループに買収された。TRUE Africaはアフリカの若者たちの声を全世界に伝えることを使命とするメディアテクノロジーのプラットフォームであり、2017年にはGoogleニュースイニシアティブからも資金援助を受けている。グルニツキーは、ロメ(トーゴ)、ワシントンDC(アメリカ)、パリ(フランス)、ロンドン(イギリス)など様々な場所で幼少時代を過ごし、多様な異文化に触れてきた。こうし た国際的な経験が、グルニツキーの多文化主義的な人生観の形成に寄与し、そのメディア活動におけるクリエイティブなエネ ルギーの原動力ともなっている。ロンドン大学を卒業後、MITスローン(ビジネススクール)でMBAを取得。マサチューセッツ現代美術館の理事や、グローバルに活躍するリーダーの育成や民主主義の促進、マイノリティの保護、人権状況の改善などに国際的に取り組む財団「Humanity in Action」(ヒューマニティ・イン・アクション)の理事を務めている。また、ハーバード・ケネディスクールの 「Social Innovation+Change Initiative」(ソーシャル・イノベーション&チェンジ・イニシアティブ)の客員ソーシャル・イノベーターも務めている。現在は、マサチューセッツ工科大学(アメリカ)と共同 で「TRUE Africa University」(トゥルー・アフリカ大学)のプロジェクトにも取り組んでいる。これは、 アフリカの若者たちへの教育とエンパワーメントを通じてアフリカ大陸の発展を加速することを目 的とした、新進的な高等教育プロジェクトである。
ウスビ・サコ
1966年、マリ生まれ。中国で建築を学び、1991年、来日。京都大学大学院工学研究科建築学科で博士号を取得。社会と建築空間との関係性を調査する。著書に『知のリテラシー 文化』(ナカニシヤ出版、2007年)と『現代アフリカ文化の今―15の視点から、その現在地を探る』(青幻舎、2020年)などがある。 2001年に京都精華大学に就任、2013年に教授に就任。2018年4月1日には、総長に選出された。

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