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    写真を通して職人技を辿る 外山亮介 & 小嶋 俊 & 堤 卓也 モデレーター:仲西祐介(KYOTOGRAPHIE 共同代表)

【シンポジウム】
写真を通して職人技を辿る 外山亮介 & 小嶋 俊 & 堤 卓也 モデレーター:仲西祐介(KYOTOGRAPHIE 共同代表)

10/4(日)15:00 - 16:00

ライブ配信(KYOTOGRAPHIE オフィシャルSNSアカウント内:facebook, YouTube, twitter)

言語:日本語

無料

この鼎談では、外山のプロジェクトに参加した小嶋(小嶋商店)と堤(堤淺吉漆店)の職人たちが、変化を続ける工芸の現状について議論し、また21世紀に職人として活動することが何を意味するのかについて語ります。
外山亮介
1980年、東京手描友禅染の家に生まれる。中央大学卒業後、映像制作会社太陽企画を経て、代官山スタジオに勤務。退社後、フリーのアシスタントとして、NGO 活動などに参加。同時に写真活動開始。2008年に同世代の工芸を継ぐ、全国各地の職人のポートレートを撮影。自身のルーツでもある「ものづくり」への興味が強まり、その一からモノを作り出す姿勢を写真にも活かすべく、写真黎明期の技術を取り入れた作品制作を行っている。現在は東京から京都の山間部に拠点を移し、自然と共生していた時代の日本の暮らしを体験しながら、自らの価値観の変化を研究中。
小嶋 俊
兄弟共に高校を卒業後家業である、京提灯製造卸 小嶋商店で提灯製造に励む。 京提灯の地張り式製法の「武骨で丈夫」な提灯に惹かれ家業を継ぐことを決めた。 内装照明、インスタレーションを中心に京提灯の魅力を発信。
堤 卓也
堤淺吉漆店 専務/一般社団法人パースペクティブ 共同代表。1978年生まれ。北海道大学農学部卒。2004年より、日本でも数少ない漆の精製業者である家業に従事。文化財修復や伝統工芸など、現場のニーズに合わせた漆をきめ細やかに提供する。漆を育て収集する山側の「漆掻き職人」と、漆を塗る「塗師」の中間に立つ立場から、漆と人々の暮らしとの間に広がる距離感や、漆の生産量の減少に危機感を感じ、漆のある暮らしを次世代の子ども達につなぐ取り組みとして「うるしのいっぽ」を始める。「サーフボード×漆」「BMX×漆」「スケボー×漆」など、今までになかった取り合わせを通じて、漆との新しい出会いを提案。1万年前から日本の風土で使われてきたサステナブルな天然素材「漆」を、次の時代に継承するべきものとして、2019年6月、パースペクティブを設立。伝統の枠に囚われない漆の可能性と、植栽の輪を広げる活動を開始する。「うえる」「つくる」「つかう」がつながるモノづくりの循環、「工藝の森」を提唱。

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